日本形成外科学会総会学術集会に行ってきました
8月26日~28日で日本形成外科学会に行ってきました。
元々は4月に行う予定だったものが、コロナのため延期したものです。
今回はそのためハイブリッド学会でほとんどがweb視聴でき、シンポジウムなどの一部セッションのみ現地で行う形式となりました。
現着。
人・・・・少ない・・・・・!
初日感想
目玉は脂肪注入とフェイスリフトのセッション、その後のKY美容塾です。
脂肪注入:
マッサージ、bFGFは意見が分かれる。シストができないような注意が必要だがその方法論の問題。
フェイスリフト:
大まかな挙上はどの方法でもそれなりに可能。しっかりとした挙上ができているのは大口先生の方法。来月見学予定なので是非教えてもらおう。
KY美容塾:
ヴェリテクリニックとリラクリニックを中心とした美容塾のオープンキャンパス版。
まるで医局のカンファレンスのように若手~重鎮での活発な交流。是非入塾したい・・!
そんな初日。
続いて2日目。
目玉は眼瞼のビデオシンポジウムと自分の発表でした。
眼瞼:
発表の殆どがビデオファイルを流すだけ。演者が来ていないので質問もできず。う~ん。
術中座位をとるかとらないかの問題は議論が分かれる。今のところ自分は仰臥位で問題無い人は仰臥位のまま、調節が大変な人は座位をとって確認している。
今回の発表によると術中の開瞼量が術後の予測に重要とのこと。自分も記録しておこうかな。
一方で座位での確認不要説もある。清潔のためだとか、そもそも仰臥位で確認十分できるとか。
AIの発表
浅い発表から、これもはや形成外科の仕事じゃないですよね?製品化?すごい。
みたいな発表まで混ざり合う混沌とした状態。
そしてやはり少ない聴衆・・・笑
しかしながら、発表終了後共同研究の打診もあり。おお~
AI研究は今後も続けていけそうな気配です。
ジャジャ~ン!
ということで本日3日目。
今日は一般演題の視聴をメインでいきます。なんとweb配信は学会会期中のみとのこと今日見逃したらもう見れないわけですね。興味ない発表とかをサクサク切り替えれてしまうのでいっぱい演題見れるのはメリットですね。
という感じの学会参加でした。
アップデートした知識は臨床に還元して行きたいと思います。
がんばるぞ~
2020.08.28 中村優