眼瞼下垂
形成外科認定専門医・博士の中村優です。こんにちは。 今回は眼瞼下垂修正の解説です。 症例写真を交えながら進めていきますね。 さて、まずは初診時の状態です。 これまでに眼瞼下垂手術をするも右の開きが良くなってこず、右はその後3回の修正をするも二重…
こんにちは。形成外科認定専門医・博士の中村優です。今回も眼瞼下垂の術後変化について症例写真を見つつ、解説していきます。前回は男性の方だったので、今回は女性の方です。 それでは解説。 ①手術デザインについて他院にて埋没法を行われていますが、既に…
こんにちは。形成外科認定専門医・博士の中村優です。今回は眼瞼下垂の術後変化について症例写真を見つつ、解説していきます。ということで早速画像を。術後早期の経過まとめ 完成形の状態(術後半年経過) 主訴:目の開きづらさ診断名:眼瞼下垂患者:20代…
形成外科認定専門医・博士の中村優です。こんにちは。今回は眼瞼下垂の診断の仕方についての続編です。 前回の更新では、眼瞼下垂の診断基準としてMRDを利用するということを解説しました。今回は「MRDを測るだけでは眼瞼下垂かどうかは判断できない」という…
形成外科認定専門医・博士の中村優です。こんにちは。今回は眼瞼下垂の診断の仕方についてお話します。 まず、眼瞼下垂について、よくあるご相談内容を紹介します。 「A病院で眼瞼下垂だよ、と言われたけれど B病院では眼瞼下垂ではないと言われました。 私…
形成外科の世の中の認知度を高めたい!!! はい!昨日と同じスタートから形成外科認定専門医・博士の中村優です。 形成外科が何をしている科なんだかを紹介していきたいシリーズ第二弾は眼瞼下垂です。 ここでしばしば聞かれることが眼瞼下垂の治療は保険適…
こんにちは、形成外科認定専門医・博士 中村優です。あけましておめでとうございます。年末の繁忙期ゆえすっかり更新をサボっておりました。今年は地道にイラストの増産をしていき、この解説用ブログも充実させられるようがんばります。 さて、本年最初の更…
こんにちは。今回のテーマはダウンタイム(術後の腫れ)をどう乗り越えるか、です。 眼瞼下垂手術は術後1週間で抜糸、強い腫れは2週間、そこから半年~1年ほどかけて落ち着いていきます、と私は説明しています。 ダウンタイム中は成功したか・失敗したか…
眼瞼下垂の手術同意文書用のシェーマ作成中。 言葉を添えなくても、ひと目で何が起きてるか分かるくらいに分かりやすく、が作成目標。 なので本更新では特にコメントなし! 何が起きてるか、わかりますかね? 2020/9/13 中村優
眼瞼下垂手術の代表格である挙筋腱膜前転法のシェーマです。商用目的の利用でなければ版権フリーとします。 ①皮膚切除 たるみがなければ切開を入れるだけで切除は行わない場合もあります。 ②たるんでいる挙筋腱膜部分および縫い付ける先である瞼板部分を剥離…